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被災直後から小学校の先生ができること(0)このシリーズの意味

「小学校の先生ができること」の記事は、東日本大震災発生時に記載したものです。一連の記事は、子どもに強いストレスがかかった場合の対処方法を年齢段階別に示し たものです。これは、「小学生の子ども」向けのもので、すべての子どもに関わる教育の専門家である小学校の先生向けのものです災害時以外でも、生かしていくことができると思います。

たとえば、事故や事件に巻き込まれてしまったとか、大病で急に手術をするようになったような場合で、そのことが起きて数か月以内の関わりです。

ただ、この一連の記事は、SARS-CoV-2ウィルスによる新型コロナウィルス感染症(Covid-19)のパンデミック災害の渦中(コロナ禍)を意識して書き改めているものです。2019年暮れに始まり、現在(2021年6月)も先が見えない中で、子どもに尋常ではないさまざまな過剰なストレスが長期にわたってかかっています。このことを意識して、順次、現状のパンデミックの様相に子どもに関わる支援者が応じられるように、全ての記事を意識して構成しています。

「小学校の先生」とは「小学生に関わる全ての大人に向けている」との意味です。

そして、私たちは全員が被災者なのです。
そこを意識することが全ての始まりだと思っています。

【この記事は東日本大震災直後の2011年3月にHPで配信した記事を元にしています】

はじめに:学校の先生へのお願い

自分は、自分でよいのです。どのような自分でも、自分を許しましょう。弱い自分を認めましょう。

人より弱いとか、強いとか、ばかばかしい話です。人は皆弱いのです。地震や津波や放射能の前に、人がどれほど弱いのかが分かったではありませんか。全員、間違いなく、人は弱いのです。強いフリは止めましょう。

でも、先生は、避難所であれ、学校であれ、先生として見られています。それは、息苦しいことです。平気な顔をして、安心感をお子さんたちの前で保つためには、背筋を伸ばし、不安を押し隠さねばなりません。

人前で踏ん張る分、先生たちは自分の弱さを誰かに支えてもらうようにしてください。

学校の先生にしかできないこともたくさんあります。愛を語りましょう。希望を語りましょう。夢を語りましょう。教師は、それを一番語って良い職種です。

未来を創る子どもたちを育てるために必要な養分は、これらの語りの中に込められるに違いありません。

多くの子どもに、メッセージを伝えること、多くの子どもを集団で動かすことができること、それが教師の専門性です。自分の長所を生かしていきましょう。

東日本大震災時福島県小野川湖で行われた子どものこころのケアキャンプ
「みどりの東北元気キャンプ」の無人島ビバークの朝

「小学校の先生ができること」の目次

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ABOUT US

cocorocare大学教授・NPO法人元気プログラム作成委員会理事長
NPO法人元気プログラム作成委員会理事長。カウンセリング研修センター学舎ブレイブの運営をしています。大学で教育臨床心理学を教えています。教育相談の面接を35年以上してきました。 公認心理師、臨床心理士、学校心理士、カウンセリング心理士(認定カウンセラー)です。カウンセリング心理士のスーパービジョンの資格もあります。臨床経験ですが、1時間の対面相談だけでも2万時間以上の面接を重ねてきました。 一緒に悩みの解消を考えていくカウンセリングスタイルが基本です。市町や学校単位で不登校を減少させる取り組みも18年ほど取り組んできました。クライエントさんの意志を尊重しつつ、必要とあれば、PTSDの解消にはEMDRを用いたり、アクティブテクニックとして認知行動カウンセリングを用いたりします。