被災直後から小学校の先生ができること(4):出来事を何度も話す/出来事の遊びを繰り返す
「小学校の先生ができること」の記事は、東日本大震災発生時に記載したものです。一連の記事は、子どもに強いストレスがかかった場合の対処方法を年齢段階別に示し たものです。これは、「小学生の子ども」向けの記事「出来事を何度も話す/出来事の遊びを繰り返す」をリライトしたものです。すべての子どもに関わる教育の専門家である小学校の先生向けです。災害時以外でも、生かしていくことができると思います。
「小学校の先生ができること」の記事は、東日本大震災発生時に記載したものです。一連の記事は、子どもに強いストレスがかかった場合の対処方法を年齢段階別に示し たものです。これは、「小学生の子ども」向けの記事「出来事を何度も話す/出来事の遊びを繰り返す」をリライトしたものです。すべての子どもに関わる教育の専門家である小学校の先生向けです。災害時以外でも、生かしていくことができると思います。
強いストレスがかかった後の幼い子どもで、危険だと分かっていながら、あえて危ういことをするお子さんがいます。トラウマ遊びや自己治癒遊びでも、そのような危ない遊びに発展するときがあります。恐怖を乗り越え、回復しようとする治療の側面もありますが、危険なことは許容できません。そのことへの関わり方で、問題をより悪化させる場合もありまます。関わりが難しく、工夫が求められる瞬間です。
強いストレスがかかった後の幼い子どもの赤ちゃんがえり、退行の問題では、「できる」「できない」「できていた」に大人が拘らないことが大事です。ゆったりと構えましょう。
強いストレスがかかった後の幼い子どもの食の問題は、緊張や不安で起きてくる場合が多いようです。そのこと以外に体調に問題がないようなら、まずは、親子ともにリラックスすることが大事です。子どもも保護者もリラックスをして、緊張を緩めること、ゆったりと楽しい遊びをすることが大切になります
「幼いお子さん の様子に応じた関わり」は、東日本大震災発生時に記載したものです。この記事は、お子さんに強いストレスがか かった場合の対処方法を年齢段階別に示したもので、このシリーズは、「幼い子ども向け」のものです。災害時...
「幼いお子さ んの様子に応じた関わり」は、東日本大震災発生時に記載したものです。一連の記事は、お子さんに強いストレスがかかった場合の対処方法を年齢段階別に示し たもので、このシリーズは、「幼い子ども」向けのものです。災害...
この文書は、強いストレスに出会ってしまったお子さんにどのように接すると良いのか、とくに、被災した最初の段階で何をすることが良いのかを書いています。 今回の新型コロナウィルス感染症によるパンデミックの災害は、目では具体的に見ることはできません。しかし、日々、病やそれによる死の脅威に脅かされている点で、現在進行形の災害です。まだ、災害の段階で言えば、復旧の段階にすら進めていません。これが始まって1年以上経過しましたが、「被災直後」と同じだと言えるでしょう。