コロナ禍で今後不登校は激増する(1): 2020年度の長期欠席者数は少なく見積もられた
20年度問題行動・不登校調査(2021年10月)より 文部科学省が「令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」を公表したのは、2021年10月13日でした。年間30日以上欠席をした小中学校...
20年度問題行動・不登校調査(2021年10月)より 文部科学省が「令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」を公表したのは、2021年10月13日でした。年間30日以上欠席をした小中学校...
保護者が要求を受けとめる 2021年5月8日にNPO法人元気プログラム作成委員会の総会が行われました。その後の正会員限定の研修会でお話したことに解説を加えて、4つの記事にしてお伝えする3つ目「③要求を受けとめる」です。目...
正会員限定の研修会でお話したことに解説を加えて、4つの記事にしてお伝えする2つ目「②感情を受けとめる」です。こころの不調を示すお子さんへの関わり方。この中では「安心できる環境の中で、心地よく過ごす」「子どもの感情と身体の感覚に気づき、言葉を与えること」「子どもが感情を上手にコントロールしていることを喜ぶこと」「自分で感情を調節したことを認める」こと、そして、「不快な感情に支配されたときに、安定した感情になるまで、安定して、不安を抱かずに子どもに付き合う」ことです。
こどものこころの成長を助けるとは、子どものこころを自由にさせ、過剰な不快感や過剰な願いに圧倒されないように、保護者がどっしりと安心することが一番大事なのです。でも、これが難しい。
この記事では、思考面での悪化のメカニズムを述べています。覚えておきましょう。人は打たれ強くはありません。打たれれば打たれるほど、打たれ弱くなります。傷ついた体験があれば、それはしっかり癒された体験へと繋いでおかなければなりません。辛い体験を乗り越えるとは、その体験を否定的な自己認知に結び付けないように評価できるようになることなのです。
毎朝、子どもは学校の不快な場面を思い出します。その度に、不快感を味わいます。そのため学校に行かないと決めると不快感が消えて、ほっと安堵します。この安堵が翌日の不登校行動を強めるのです。そして、学校が辛い場合ほど、不登校で起きる安堵感は強くなり、不登校行動がより強固なものになります。
不登校は不登校になったことで不登校を悪化させえるメカニズムが発生します。ここでは感情面の悪化のメカニズムをお伝えします。
不登校の子どもに教師が関わるときに、何を意識して、どう関わるのかについてお伝えします。
この記事は、東日本大震災先生のための電子メール相談のコラム記事「学校を嫌がる−初期の場合」をもとに再構成したもので、不登校の初期と全般を通して保護者の関わりでより有効な関わりを述べたものです
不登校は学校での何かの不快に感じた体験があることで始まる 不登校は、学校での何か不快に感じる体験があることで始まります。 早い段階で、この不快な出来事を特定し、その課題を取り除くことができれば良いのですが、現実には、その...