被災直後の幼いお子さんの様子に応じた関わり(0)このシリーズの意味
「幼いお子さ んの様子に応じた関わり」は、東日本大震災発生時に記載したものです。一連の記事は、お子さんに強いストレスがかかった場合の対処方法を年齢段階別に示し たもので、このシリーズは、「幼い子ども」向けのものです。災害...
「幼いお子さ んの様子に応じた関わり」は、東日本大震災発生時に記載したものです。一連の記事は、お子さんに強いストレスがかかった場合の対処方法を年齢段階別に示し たもので、このシリーズは、「幼い子ども」向けのものです。災害...
虐待体験のあるお子さんでも、いじめ体験のあるお子さんでも、プレイセラピィなどの治療の場面や、治療が進むにつれて、日常生活でトラウマを再演するような遊びを行うことがあります。そのようなときに、お子さんの心のケアで必要なステップを紹介しています。
今なお、災害の真っ最中です。災害のレベルで言えば、初期の初期の段階です。災害時、それが脅威であればあるほど、自分が環境に働きかけ、環境を調整している感覚を制御感(controllability)と言いますが、災害は人から制御感を奪います。そして、社会的に弱い者ほど、制御感の喪失は強烈です。こどもは大人よりもはるかに制御感が弱くなってしまいます。 この記事は、教師や避難所のスタッフなど、多くのこどもに接する大人がこどもたちのこころのケアをどのように行っていくのか、とくに課題のある子どもを見出し、どのように働きかけるのかを述べた連載記事の最終回です。
眠り、食欲、排せつが、身体もこころも健康の大きなバロメータです。「ストレス発散!」と言いますが、身体の調子が悪いのに、頑張ってはいけません。目で触れる、手で触れる、言葉で触れることの積み上げが、これから先の厳しい時間を凌ぐエネルギーになるかと思います。